タラ (通貨)

タラ (通貨)
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タラ(tālā)は、サモア独立国の通貨. 補助単位としてセネ(sene)があり、1タラ=100セネである. 通貨名はドルとセントのサモア語読みである. そのため、サモア・ドルと呼ばれることもある.

タラは1967年に導入された. それまでは西サモア(当時)はニュージーランド・ポンドを使用しており、紙幣も硬貨もニュージーランドで発行されていた. タラは2タラ=1ポンドで置き換えられ、ニュージーランド・ドルに等しいとされた. ニュージーランド・ドルとの連動は1975年まで続いた.

  • サモア諸島
    サモア諸島(サモアしょとう、Samoa Islands)は、南太平洋上に位置する島々. オセアニアのうち、ポリネシアに含まれる. ニュージーランド とハワイ諸島 以外ではポリネシアで最大の面積の島であるサバイイ島 のほか、ウポル島 、トゥトゥイラ島 などからなる.

    西経171度線を境として、西側の西サモアと呼ばれる部分がサモア独立国、東側の東サモアと呼ばれる部分がアメリカ合衆国の非自治的・未編入領域である アメリカ領サモアに分かれている. どちらもポリネシア系のサモア人が民族構成の大半を占めており、サモア語と英語を公用語としている.